映画 セッション
2022/12/20 11:26
(火)
デイミアン・チャゼル監督の映画『セッション』は、非常に緻密な演出と音楽表現によって、音楽家の魂を描いた名作といえます。
物語は、ジャズドラマーを目指す主人公のアンドリューが、名門音楽学校に入学してから、講師であるテレンス・フレッチャーの指導の下、自分自身を追い込む過酷な日々が描かれます。その中でアンドリューは、プロのドラマーを目指すために命がけで練習を重ね、フレッチャーとの対決に挑戦していくことになります。
映像の中には、ドラムの打音やリズムを強調した音楽表現が多用され、非常に緊張感あふれる場面が多く、鑑賞者を引き込む演出が施されています。また、主人公アンドリューとフレッチャーの心理戦が展開される様子は非常に興味深く、二人の演技が素晴らしいと感じました。
総じて、『セッション』は、音楽家としての情熱や、追い求めるものへの執念、努力と犠牲を描いた感動的な映画であり、映画ファンだけでなく音楽ファンにもおすすめの作品です。