甲斐善光寺

2023/05/21 00:25 (日)

善光寺と言えば、長野市の善光寺を思い浮かべる方が多いと思いますが、甲府にもあります。
山梨側の言い分では信州の善光寺が戦乱で御本尊が焼けるのを恐れた武田信玄が甲府に諸仏寺宝を移設したのが甲斐善光寺が始まりとしています。このあたりは、信州側の見解では侵略してきた武田が奪い取ったとしてたと思う。
見解?の違いですです。。
ちなみに武田信玄没後、武田氏滅亡。御本尊は織田家、徳川家、豊臣家に渡りましたが、有名な話で御本尊が秀吉の夢に信州に帰りたいと出て1598年善光寺が再建され信州に戻ってます。
甲斐善光寺は武田氏の後も残り、徳川家の庇護の元発展、本坊三院十五庵を有する大寺院に発展し、江戸時代中期に全焼したものの東日本最大の伽藍として広く知られていたようです。
現在に残る山門と金堂は再建時のもので共に重要文化財に指定されています。
信州の善光寺と比較すると規模は小さいですが、雰囲気は同じものがあるのではないでしょうか。
また、信州と同じく奥の部屋に行くお戒壇巡りの通路がありましたが、さすがに暗くてつまずきそうで途中で断念。
まだまだ、修行不足でした。。

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