意外と知られてないけど、東京で近世以前の唯一の国宝建造物です。
西武新宿線　東村山駅から徒歩１５分ぐらいの住宅街にあります。
入母屋造の屋根の端部が反り上がった外観は禅宗様特有のもので一見したら禅宗が全盛だった鎌倉時代のものと思われましたが、室町時代に建てたものが今に残っています。
また千体地蔵堂とも呼ばれており中には千体の小さいな地蔵が奉納されているようです。
勿論、閉まっていて中は見えませんが年一回は公開されているようです。
写真だけ見てるとこじんまりした古いお寺のイメージでしたが思った以上に大きくて驚かされました。
立派な裳階があるので多宝堂のようにも見えましたが、二階はなく平屋の建物です。
日曜日に訪れましたが、参拝者は私一人。
都会の中の国宝建造物を静かに楽しむことができました。
逆に無料で公開されてていつでも参拝でき、燃やそうと思えばいつでもできそう。
貴重な歴史遺産を守るためにも、もう少し適切な対策を取るべきでしょう。

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